年をとると、身体機能が衰え、様々な不調や不快感に苛まされるようになります。特に足腰が弱ると、外へ出るのが億劫になり、家に引きこもりがちです。すると、ますます身体機能が低下し、負の悪連鎖を招きかねません。
「身体が弱る→家に籠る→身体が弱る」の悪連鎖を断ち切るためにも、積極的に身体を動かすことが大切です。しかしながら、「運動が苦手」という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ここでは、運動に対して苦手意識を持つ方のために、運動に代わるとっておきの方法を紹介します。
地域のコミュニティーに参加する
例えば、地域やコミュニティーの活動に参加することもひとつの手です。毎月配布される市の広報に、近所で開催される講座などに関する情報が掲載されていたりしますので、チェックするようにしましょう。それから、フェイスブックに登録するのもありですよ。自分にとってお気に入りのコミュニティーが見つかるかもしれません。
特に高齢者が独りで暮らしていると、生活への不安が募り、生き甲斐を失いがちです。地域やコミュニティーの場に積極的に参加することで、生き甲斐が見出され、心の健康にも良い影響がもたらされるはずです。興味のあることが見つからない方は、社会とのつながりを持つために、とりあえずシルバー人材センターに登録してみるのもよいでしょう。社会参加をきっかけに、心身ともに健康になり、QOLが改善することでしょう。